オーナーが変わり、OWNDAYSに起こる3つの変化

 

(2020/1/18に一部リライト)

な、な、な、ぬぁんんと、オンデーズのオーナーが変わります。

これからはオンデーズグループの株式の過半数を保有するのは現経営陣ではなく、三井物産グループとLVMHグループとなり、残りを現経営陣が保有し続ける形をとります。難しい話は記事に説明してもらうので、ここに貼り付けておきます。

www.nikkei.com

newspicks.com

さて、まぁ、簡単にいうと新しい株主に参画してもらい、資金力とノウハウ・ネットワークをお借りすることになったわけです。それで一緒に事業を伸ばして成長していこうという感じです。ちょっと、破天荒フェニックスで記されている時の状況と比較しながら書きますね。(それと、まだ読んでないよぉーーって人は、目次の下のリンクをクリック!笑)

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語  (NewsPicks Book)

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book)

 

「破天荒フェニックス時代」と「今」の違い

現代表の田中がオンデーズを買収した時は、たぶん現場には大きな変化が巻き起こったんだろうと想像します。株主も代わり、経営者も代わり、経営方針も代わり、社内の文化も変わっていき、、、と色々とウネリが発生していたんじゃないでしょうか。

ただ、今回の件は、それとは全く状況が違います。(といっても、僕の推測ですが笑。)

まず初めに、今のオンデーズは成長企業です。破天荒フェニックスの時は、来月にも潰れそうな会社で、それを乗り越えるために、新株主・新社長として入った田中が次々と改革していったわけですね。

なので、資金繰りに窮したり倒産しかけているというわけではなく、今のオンデーズはまさに成長の真っ只中。というわけで、今までやってきたことと、これからやることに大きな変化が起こるわけではありません。

これが理由で選挙制度がなくなるわけでも、SUMMITがなくなるわけでも、SNSによる個人発信にNGがでることも、STAPAのような楽しい働く仕組みがなくなるわけでもないのです。もちろん、店のコンセプトや接客スタイル、ブランド名も変わらず走り続けるはずです。

そして、株主がきたからといって、誰かが何かしてくれるわけでもありません。もちろんアドバイスをくれるとは思いますが、やるのは自分たちであり、他力本願に絶対になってはいけないと思います。明日一本でも、自分たちでより多くメガネを売ることには変わりありません。

といいつつも、何も変わらんわけないでしょ?

という疑問もあると思います。それにお答えすると、はい、その通りです。言うても、そりゃ変化は起きると思います。 

あっ、そういえば、破天荒フェニックスの文庫本がリライト時には出版されています。

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book) (幻冬舎文庫)

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book) (幻冬舎文庫)

  • 作者:田中 修治
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2019/11/18
  • メディア: 文庫
 

何が変わるかというと、まずは出店の加速。

店をじゃんじゃん出すと思います。

破天荒フェニックスの時より明らかに資金は潤沢にはなるので、出店を推し進めていきます。そうすると、店長のポジションが増えます、SV(スーパーバイザー:約8店舗カバー)のポジションが増えます、AM(エリアマネージャー:約20店舗カバー)のポジションも増えるかもしれません。

その一方で、人材の確保はより大きな課題となります。外から仲間をどんどん増やさないといけないのは前提として、今いる社員のスキルや知識、経験値をさらに高めないと、出店スピードに追いつけないと思います。

下手したら、SVの人数がそもそも足りない、加工や検査を任せられる人材が少ない、みたいなことも起こりうるかもしれません。労働集約型の宿命かもしれません。

次に、利益への強い意識。

これまでは昨年対比・計画対比という「売り上げ」が中心でした。

シンプルな数字ですし、店舗のコストは人件費と家賃が主なものとして見通しがたちやすいものがあるので、いろんな目標値を設けずシンプルに「売り上げ」を目指すようにしていました(と理解しています笑)。

でも、これからは、特にSVやAM、本部のメンバーは、利益への意識も少し高く求められていくんじゃないかと思います。当たり前ですが、売り上げが良くても利益が出ていなければ、意味がないので。 

さらに、視座の高い個人の判断力が求められる。

OWNDAYS風に言い換えると、中心に近い目線での判断力ですね。

組織は大きくなっていきます。そうすると、これまでのように、特に田中が参画した再生時期のように、社長がすべてを判断するわけには行かなくなることも増えてきます。なぜならそれでは今後、機動力がなくなるからです。今は大丈夫だと思います。

でも、組織が大きくなっていく中で、いちいちすべてに確認をとるということは恐らく減っていき、なんらかの権限移譲が進む可能性があります(実際は知りません。何度も言いますが、これは僕の勝手な想像です笑)。そうすると、すべてに社長決裁を求める仕組みではなくなり、「社長に確認を取ってから」じゃなくて、自分でベストな判断を下していく必要が出てくるような気がしてます。より自立心がこれまで以上に必要な臭いがプンプンプンしてます。

個人の憶測です

何度もいいますが、これは僕の勝手な憶測です。直接経営陣から何か聞いたわけでもないです。ただ、近くにいて感じたことを書いただけです笑。悪しからずw。 

 

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