ボクはどこに向かうのか。
一言でいうと「分かりやすい方」へ向かう。
じゃあ、分かりやすい方、ってなんやろう。
それは、自分がやったことに対する結果やインパクトの明確さやと思っている。
ボクは大学卒業と同時に、新卒で銀行に入った。HSBCという、イギリスに本社を持つ外資系銀行の東京支店だ。結局7年ほど勤めたが、組織が巨大過ぎて、銀行というビジネスの特性上、この仕事オレじゃないといけないのか?とふと思うようになって、転職を決めた。
行きたいと思う先が見つかるまで時間はかかったが、どベンチャーに給料半額で転職した。それはそれは楽しかった。だってそのベンチャーでは、まだ誰も知らない新しいプロダクトを世に展開しようとしていたからだ。要は、これから誰に何をどのように売るか、それを考え実行するのが、まさに営業としての当時のボクの仕事。そこで売上が立てば、まさにボクがもたらした結果でありインパクトだ。非常に分かりやすい。(もちろんプロダクトの良し悪しにも左右されるし、チームワークもあるんだけど)
そして、それを顧客やエンドユーザーが使っているのを間近で見ると、それはそれはやりがいを感じた。だって、ボクが提案したモノが、自分の目の前で使ってくれているのが、物理的に確認できるからだ。それも分かりやすい。
ただ、さらにその会社からは比較的早くに転職した。何故かというと、そのサービスは「あったらいいな」というものだったからだ。「なくてはならない」といういうわけでなかったから、スケールしないかもと感じた。
その次に移った先がいま勤務してるオンデーズだ。ただ、当初はメガネ事業ではない、全くの別事業。詳細は省くが、その事業を担うある一つのグループ会社の代表としての縁を頂いた。ベンチャー時代の一営業マンではなく、事業の代表としてさらに一段視座の高い仕事ができ、自分の行動が結果に直接結びつくし、なくてはならないサービスであることにとても惹かれた。
うん、これこそ自分の行動と会社の結果が直結し、とても分かりやすい。それと事業内容が、世の中に対してとても意義のあることだと思った。(ただ、残念ながらその事業は結果が出ず、6月にて終了することになる)。
本当に楽しく仕事をしていた。プロダクト開発、バグチェック(これは少し辛いけどね笑)、営業、取引先対応、SNSやブログによる発信、イベント登壇。事業を作り上げ少しずつ支持を得ている実感を得られた充実感はあったし、エンジニアとも効率の良い開発を進めれらるようになり、プロダクトが少しずつ向上・改善していくのも感じられた。
だが、その事業もうまく立ち行かず、残念ながら終了。(その時のブログはこちら:TripBiz サービス終了のお知らせ)そして、今はメガネ事業にいる。そう、オンデーズグループの本業だ。商品を企画して、委託工場で生産し、それを自社店舗で販売するSPAと呼ばれる事業モデル。その中で、ボクは海外事業と経営企画のような仕事を行なっている。主に前者は事業計画作りや契約書交渉など、後者については今管理会計の導入などだ。
海外事業部での仕事について書いたブログ▼
でも、これらの仕事は、まだまだやり始めたところ。
このブログで書いたベンチャーでの仕事や、代表として取り組んだ新規事業と比較すると、今の仕事は違う内容の仕事やミッションだ。やっと何となく事業のことが分かってきた感じで、これからもっと付加価値を出していかなければならない。
その一方で、ボクが向かう先としては、常に分かりやすさを求めたい。自分の決断や行動に対する結果やインパクトがデカいかどうか。いや、めちゃ今の仕事でもデカいんやけど、やっぱり最終的にはお客さんが喜んでいるか。そこに尽きる。だって、それこそが会社が存在するために一番大切やし。それに社内から支持されてても、お客さんから支持されてない会社は絶対続かないしね。
今は社内の仕事が多いけど、繰り返しになりますが、最終的にはやっぱりより多くのお客さんが、「オンデーズいいよね」と言ってくれるかどうか。そして、その声が自分に聞こえてくるかどうか。それらが、自分が働く上でとても重要なのかなと思う。単純にいうと、やっぱり家族や友人がそう言ってくれると、めっちゃ嬉しいやん!そして、その人たちが、彼らの周りに勧めてくれたりしたら、もっと嬉しいやん!!
まぁ、これもなんか営業経験が長いしなのかな、ある意味価値観が偏っているのかな笑。
なんであれ、兎にも角にも、そういう喜びや充実をボクは大事にしてるんやなぁと気づいた次第でした。
最後になりますが、最近ボクが食べた担々麺たちの写真を載せて終わりにします。
ブログのタイトル「ボクはどこへ向かっているのか」の答え。それは、やっぱりボクは担々麺が好き、ということです。
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