PayPay使ってみた(前編)

ソフトバンクが爆弾を落としまくっている。

親子上場、そして先日の通信障害(ボクはソフバンユーザーです)。

 

そしてそして、もちろん「PayPay」。

スマホにアプリを入れて、それで支払いができる、いわゆる電子決済・キャッシュレス決済ですね。

paypay.ne.jp

 

キャッシュレス決済というと、Suia、Apple Pay、LINE PAY、Amazon Pay、楽天Pay、メルペイなど様々なサービスが出てきていて、1位しか生き残らないと言われているこの時代に、各社が血みどろの戦いを繰り広げています。そこで、一番後発で出てきたPayPay。でもそこはソフトバンク。「100億円あげちゃうキャンペーン」で一気に話題をかっさらいました。

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イッテQ問題を理由に外されなくてよかったね、宮川大輔さん。

もはや言う必要もありませんが、「100億円あげちゃう」んやからそりゃ一般人のボクからすると、ピーーーンとアンテナがたちます。それで、ふむふむと惹きつけられて、よく見てみると、なんと20%還元されると。楽天ポイントでも確かマックス7~8%くらいじゃなかったでしたっけ?それを考えるとこれ、相当です。LINE Payの10円?100円?ピンポンが一撃で小ぶり感を醸し出てしまうほどのインパクト。

 

以前、このブログで各キャッシュレス決済のことについて書きました。そこでは、ソフトバンクの営業力とヤフーの顧客基盤で、後発ながら伸ばしていけるのか、と触れましたが、それに加えて、「圧倒的な資金力」を持ち込んできましたね。100億円とテレビCMで僕たちみたいなユーザーを獲得し、さらに全国のソフトバンク営業部隊による加盟店を増やす。

 

www.norrya.com

 

ぼくも以前プラットフォームビジネス(誰かと誰かをマッチングさせるサービス)に携わっていたのでわかりますが、ユーザー数と加盟店数を伸ばすのって鶏が先か卵が先かの議論なんですよね。というかまさにそこに戦略がある。

少し説明すると、使える店が少ないとユーザーは増えづらい一方、ユーザーがいないと加盟店も使おうと思わないわけなんです。前者の場合、あっそういえばこのアプリ入れてみよう、と思ってダウンロードしたものの使える店が少ないと話にならない。後者の場合は、結局店舗に営業をかけても、使うお客さんがいなければ導入するモチベーションはわかないわけで。それを打開するために、ユーザーには一気に還元するブースターを、加盟店獲得には大量の営業部隊が「無料」ですよとの謳い文句でブースターをかけることで、確かに両サイドのバランスを取りつつも成長を狙おうとしてるんだなぁと。まさにこれが資本力と顧客基盤があるところの戦いかたなんだなぁと思いました。

 

それぞれのサービスで各社の強みのある領域はありますが、PayPayがどこまで市場を取れるのか注目です。オンラインについては、Amazon Payや楽天Payを目にするようになってきてますが、他にもLINE PAYやメルペイなどもありますので、色々試してみたいですね。

 

PayPayを本当に使ってみた話は後編にまとめます笑。

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