火曜の夜は、久しぶりに高校時代の友人と集まりました。
といっても、保育園でピックアップした後こんな感じでスムージーを飲みよる息子がおりまして、僕は子供が寝室に入るまで自宅にいないといけなかったので、実質行けたのは22時くらいだったんですが…笑。
スムージーの正しい飲み方。#今日の息子くん #OWNDAYS pic.twitter.com/7HOvfUAYBE
— 子育て担々麺野郎 @経営企画室 (@norrya) 2018年11月6日
今日のブログはタイトルの通り。
「自分が思ってるほど自分って大したことないけど、思ってる以上に大したことあったりもする」
はい、知る人ぞ知る、↓この本をパクったかのようなタイトルでございます。内容はあんまり覚えていませんが、読んだことは覚えています。
人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない
- 作者: 見城徹,藤田晋
- 出版社/メーカー: 講談社
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- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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みなさん自分の仕事にどこまで自信を持ててますか?
そして、その仕事は自分にしかできない、もしくは周りと比べて抜きに出てる、と思えているものですか?
正直いうと、僕は自分自身でもっとできると思っているし、もっとできないといけないと思っています(表現が抽象的ですんまんせん)。経営陣と毎日いろんな話をし意思決定に関わるにあたり、やっぱりまだまだ自分は未熟やと感じるし、そこには経験の差は歴然として現れてきます。自分が会社員である限り、毎日直面する大小各種の意思決定に向き合う経営者とは、ビジネスのプロとして一向に差は縮まりません。もちろん、自分が仕事人生のなかで何を目指すか、どうなりたいかが一番大事なんですが、背負ってる物が違うので、経験値としての深さ・広さが圧倒的に違うなと感じます。
以下のブログでも書きましたが、僕の仕事は、
海外のパートナーと契約交渉する、ビジネスプランを作る、そのプロセスをリードする(これまでは海外担当役員がこれらを担ってきた)という三つ。
過去の自分のキャリアを振り返ってみると、銀行時代には、契約交渉や各種折衝は社内外問わずいつも英語でやっていたし、当然ながら財務知識の基礎は培われました(ってか基礎どころかプロになっとけよ、ですね笑)。それに、ジョイントベンチャーなどの事業企画・予算作成などはベンチャーの時にも関わっていたので、これらの経験を総動員できたことが、OWNDAYSで海外事業に入ったDay 1から一メンバーとしてすぐに動くことができた理由と考えています(というか、それができるからそれをやることになった?!)。でも、それは僕にとってできて当たり前だったんです。僕が提供できる基本的な付加価値。
店舗のオペレーションのことも知らない、商品のことも詳しくない、物件開発もしたことがない、そんな僕がOWNDAYSで速攻で付加価値を提供できるのはここだったんです。これができないと僕はいる意味がないし、まぁできて当然と思ってました。だからなのか、自分でもやるべきことをやっていて、付加価値も出しているとは思っていましたが、一方で、当たり前すぎて「大したことではない」とさえ感じていることもありました。(ちょっとネガティブな聞こえ方になったかなw)
でも、そんな話を高校時代の友人に話してみると、意外にも違った答えや目線が出てきたんです。それは「いや、それができるって、お前が思ってる以上にとても価値が高いことやで」と。それは自分で会社経営している友人が言った一言で、「えっ、そうなん」みたいな。
「英語話せて、交渉できて、計画作れる。それができる人を求めてる経営者は俺の周りにめっちゃ周りにいるで」って。例えば、海外進出したいけど、それを任せられる人がいないとか、漠然とよくわからんから動き出せないとか、ビジネスセンスや行動力は抜群やけど、管理や詳細の詰めが甘い人とか、多いらしい。一応自分なりには価値のある仕事はしているとは思ってはいたけど、まぁもっともっとやらんとあかんな、と繰り返しになりますが心で思ってたわけなんです。だから、目から鱗というか。
本当に謙遜でもなんでもなく、毎日自分が当たり前にやってることが、以外にも周りが欲していたり必要としていることに気付けたわけです。つまり、「自分が思ってるより、自分って大したことあったりする」こともあるもんなんやなぁって、いまは思っています。
三つの気づき
こういう経験を踏まえると、自分を客観的に時々見てみることの大切さに気づきます。一つは、そのためには、たくさん書き出す、話す、伝えてみるのが大事な気がします。そうすれば、誰かが教えてくれます。「いや、お前はこうだよ」「へぇ、それって知らんかった。そんなこともできるんや」みたいに、発すれば何かが返ってきます。教えてくれます。特に友人に伝える場合は、気を使うことなく正直な意見が出てきやすいんじゃないかと。さらに、書き出したり話したり、言葉にすると自分一人にしても思考の整理にも役立ちます。
もう一つは、「意外と、必要としてる人材に経営者は出会えていないかも」ということ。いやこれは調べたわけじゃなく、さっきの友人の話を踏まえ思ったことです。いまは人材難と言われています。各社人が欲しいけど、なかなか良い人に出会わない。出会っても入ってくれない、それによって、事業を飛躍させられない、などはよく聞く話です。僕のケースで当てはめると、たぶん、僕のようなスキルセットの持ち主って、めちゃくちゃたくさんいると思います。英語できて、事業計画かけて、交渉できて、みたいな。少なくとも銀行時代の同期はたぶん皆んなできるはず。でも、実際に、自分のようなスキルセットを求めている会社は多い一方、たぶんその会社は僕たちのような人と出会えていない可能性が高い。同じスキルセットの人が多い = 自分のライバルが多く付加価値としては低くなる という構図は案外に完全に相関してるわけではないのかもしれません。(うまく伝わってるかなぁ…)
そして最後に、この「出会えてないかも」という状態を一つ飛び越えるのに、やっぱり自ら発信を続けるのは大切なことだなと思うわけです。今回「お前のやってることを求めてる人は多いと思うよ」を言ってくれた友人は、僕のブログを読んでいきなりそういう話をしてきたわけです。つまり、会った時にいちから全て説明したわけじゃなく、「あのブログで書いてたけどさぁ、、、」からスタートしてるわけです。この例でいくと、彼の中でこの仕事ができる人の第一順位に僕がすでにきてるわけです。マインドシェアのトップをとったわけです。だから、そう思ってくれる人、覚えてくれる人を増やすためにも、やっぱり、自分の仕事のこと、得意なこと、好きなことを常に伝えていくことを怠らないようにしたいものです。
まとめが長〜い笑。今日はここまでーー!
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