最近、よくニュースで目にする待機児童問題。
私にももうすぐ2歳になる子供がいるので、いつも気になっているニュースです。
2年連続で増加し、今は待機児童数が4万7700人もいるとのこと、そのうち東京だけで、1万2232人だそうです。
これには幾つかの要因があって、特に東京を見てみると、保育園は増えているはずだが、働きたい女性がそれ以上に増えていたり、勤め先・会社が多く集中している東京に、働き盛りの世代が流入してきて、児童数が増えているんじゃないかと思います。
ここで、いつも取りだたされるのが、保育士不足だから保育士さんの給料をあげようと言う話。
これを聞くたび、もちろん給料はめちゃめちゃ重要なんですが、なんか違うような気がしてます。
給料を上げたからといって構造的な問題解決にはならないし、給料だけに目を向けると保育士さんの仕事って割に合わないくらい本当に大変やと思います。
たくさんの子供たちを預かって、一日中面倒を見てくれているわけですから。
命を預かってくれているわけですから。
なんか「大変でキツイ仕事」という側面ばかりが注目されていて、どれほど素晴らしい仕事か、やりがいがある仕事かという面も、もっと世の中に発信していってもいいような気がします。
朝、息子を保育園に送りに行ったら、いつも子供達がはしゃぎ回っていますが、みんな先生(=保育士さん)が本当に大好きな様子が伝わってきます。
また、ある時妻が「子供達がある先生に抱っこしてもらうのに順番待ちをしていた」と言っていたことがありました。
そして、先生はいつも息子の成長を見守って、手を添えてくれています。子供の成長に大きな影響力をもたらすことのできるとても素晴らしい仕事です。
こんなに子供達から愛されることができる仕事はないと思うので、そういう面もより多くの人に伝わればいいなぁと思います。
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