世間はGWの人も多いのだろうか?
弊社は普通に来週の平日は仕事。。
ということで、連休まであと少し!笑。
今日は現C-Channel社長の森川さんが、LINEの社長をしていたころの講演を聞いた(たぶん2014年頃かな?)。自宅にDVDがあったので、妻と息子が出かけている中、晩御飯を用意しながら、鑑賞。
社長になる前は、ある部門の事業責任者に着任され、3億円から90億円まで売り上げを伸ばしたそう。
スゴい。
30万が900万300万が9000万ではなく、3億が90億。
だからこそ社長になられたのですね。
そこで社長になられた時の話として、特に従業員に関することについて、勉強になったことをいくつか書いてみたい。
給料をリセット
ある時、上場する予定だったらしいのだが、NAVERの都合で見送りになり、その時に多くの社員が辞めてしまったらしい。
その後、社長に就任し、全社員の給料をリセットした。
これは経営者目線で見てもリスクがあるが、公正な評価体制が構築できれば、本当に貢献している人、頑張っている人にとってはチャンス。
誰が本当に貢献してくれてるのかわからなかったから、一度リセットし、貢献してる人に給料をその後寄せて行ったとのこと。
これができるかどうか、すべきかどうかは会社の状況などによるが、これを実行し、きちんと成功させたのは興味深い。
計画を作らない
事業計画たるものを作るのをやめたそうだ。
計画を作ると、人はその物差しでしか物事をみなくなるそう。
特に日本人はマジで愚直にそれを目指してやろうとするらしい。
未来を予測して計画を立て、その範囲でやろうとするよりも、予測するのではなく、変化に素早く対応していくほうを優先するというお話をされていた。
さらに計画を作らない中で、どう未来を語り、給料がこんな風にあがる見込みがあるなど、どうやって従業員のモチベーションを高められるのか、との質問が聴衆からあった。
森川さんの回答は、モチベーションは上がるものではなくて、持ってるもの。持ってて当たり前で、そういう人を取る必要があるとのこと。
下にも関連したことを書いてるが、社員のことを一番重要視していることが良くわかる。
LINEにとっての一番の脅威は?
このような質問も聴衆からあった。
脅威は競合ではないのだそう。
それは、いま成果を出してる従業員が、もし仮に会社の業績が悪くなった時でも、チャレンジし続けることができるのか。結局は従業員が働き続けることができるかどうかが、生き残るのに重要とのこと。
最後に
上に書いたモチベーションに絡むが、高いモチベーションのある人をいかに採用し、いかにその人たちに還元し、いかにその人たちを維持するのかを一番重要視してる気がしました。
今は出澤社長になったLINEさん。
現在仕事で毎週のようにLINEさんと関わらせて頂いていますが、直近の決算発表は投資家の期待には及ばずだったようです。
ここから、特にゲームとパフォーマンス広告事業で、どう収益をさらに増やしていかれるのか。
注目しています。
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