子供は親から一番学んでいる。子育てとは、それを意識して毎日を過ごすことである。

皆さん、子供に対して毎日なにを思っていますか?

  • 英語を勉強してほしい…
  • YouTubeばかり見てないで、たくさん本を読んでほしい…
  • 今すぐ風呂に入ってほしい…
  • さっさと支度をして玄関で靴を履いてほしい…

これ全部、ボクが6歳息子に毎日思ってることです(笑)。

親が子に願うことって、あげればキリがありませんね…w

でも、それを叶える方法がある気がするんです。

それは、とにかく「自分がやってみせること」だと思います。

これこそが、「子供にやってほしいことをやらせるコツ」なんじゃないでしょうか。

 

子は親から生き方を学んでいる

出典:AC素材

ボクが日々感じていることは、子は親から生き方を学んでいるっていること。

違う言い方をすると、「子は親の生き方が正解だと思っているんだと思います。

生まれてからずっと一緒に過ごして、お父さんとお母さんの言葉や動きの真似して。彼らの生活リズムに合わせて、寝たり起きたり、ごはん食べたり遊んだり、本を読んだり勉強したり。彼らの日々の習慣を目の当たりにして、子供たちの日常が作られていきます。

トランポリンでライダーキックする6歳息子

こんな風に自分が生きるために、親を大いなる参考材料として自分の血肉にしていっているとボクは思っています。

聞いてないようで聞いている。見てないようで見てる。

ここ最近こんなことが連続して起こりました。

アルファベットを書いてみる

ボクは留学経験があり、英語を学ぶことや異文化に触れることで、人生がとても豊かになりました。なので、息子にも英語に触れてほしいなと、ずーーっと思っていました。

しまじろうEnglish(子供チャレンジの英語版)をやってみたり、英語の本を一緒に読んでみたり、日常的に英語のフレーズを少し入れてみたり。いろいろ試しましたが、全然興味を持ってくれず、こんな風に言われる始末。

出典:AC素材
出典:AC素材

もう英語はいいからっ!

でも、ボクはあきらめません(笑) 強制はしたくないので、どうやったら息子が自然に関われるか考え続けます。

ある日、自宅の壁に貼ってあるホワイトボードで “Octopus” と、ボクが英語で書いていたその時です。

突然、真似をして、”Octopus”と横で真似をして書き始めたのです!

なかなか荒れてるホワイトボード。息子らしさがあって親としては最高なホワイトボード。

なぜ突然やりだしたのか分かりませんw。でも、ときどき書いてみせていたので、息子も自分でやってみたくなったのでしょう!こんな感じで、いつの間にか親の真似をしてやってみるものなんですよね。

ちなみに、その自宅のホワイトボードはこちらのブログで紹介してます。超おすすめです。

サッカーのインステップキック

6歳の息子はサッカーを習っています。サッカーでも同じような出来事がありました。

毎週末、公園で一緒にサッカーをして遊んでいるんですが、ボク自身は小学校から大学までサッカーしてました。なので、息子からすると、「パパはめちゃくちゃサッカーできる人」です(笑)

そういえば、つい最近、20年以上ぶりにJリーグ観戦した

ある時、サッカーでこういう蹴り方もあるよ、とインステップキックを教えてあげたところ、こうやって サッカーだけに 一蹴されました(笑)

出典:AC素材
出典:AC素材

もう、いちいち言わなくていいから!

全くやろうとしませんw。何にも聞いてくれません。

と思ったら、実はそうじゃなかったんです。

その日、少し時間がたった後、突然やりだしたんですよ。

インステップキックを(笑)

田中碧のメリット」とは何か。日本代表を救う傑出したポジショニング能力|サッカー代表|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web  Sportiva
息子が大好きな田中碧選手(出展:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jfootball/2021/10/13/post_159/)

子供って、実はしっかり聞いてるんですねー。意識してるんですねー。聞いてないようで聞いてるんですねー。親の声は子供の意識に残るんですよねー。見てないようで見てるんですよねー。

「見てないようで見てる」っていうイエモンの歌あったなぁ。知ってる人いるかな…?これ知ってたら相当なイエモンファン確定ですね(笑)

ボク自身も親父の一言を記憶している

思い返してみると、ボクもそうでした。なんか親父が言ったことって意識してるんですよね。いつのまにか。

親父は仕事人間でしたが、仕事をいつも楽しんでいました。ある正月には、親戚のおじさんが「明日から仕事イヤやなぁ」と言ったところ、ボクの親父はこう応えたらししいのです。

俺はイヤやと思ったことないわ

出典:いつかの平成の正月にあった、ボクの親父による発言

こういう一言一言の積み重ねにより、おそらく自分の中で「仕事は楽しめるもの」という概念がいつのまにか出来上がったんじゃないかなと思います。

「子は親から学んでいる」を親は強く意識する

この経験を踏まえると、ほんとに子供は親のようにしかならない、と改めて感じます。

親の言動を見て、子供はそれを真似します。

仕事がイヤだと愚痴れば、「仕事は辛いもの」という考えが子供の頭に定着してしまいます。

本を読め読め言っても読むわけありません。親が読書をする習慣を持てば、読書をするのが自然になります。

勉強しろしろと言っても、学んでいることが身につくはずがありません。親が日々勉強している姿を見せれば、子にとっても勉強が日常になります。

子供は親から一番学んでいる。子育てとは、それを意識して毎日を過ごすことである。

子育てってこういうことなんだろうなぁ、と最近気づかされました。皆さんはどんなことを子育てで意識されていますか? 

コメント