「逆にこれから小売が面白い」と思う理由

なんだか最近、週2のペースでブログを書いています。今週はまだ記事は一つだけやったので、やっぱり書かずにはいられなくなり、夜中0時になった今、書き始めました。(あぁ、明日の朝は息子と体操教室。楽しみやけど、朝早起きやなぁ…と思いながら笑)

 

今日もずっとオフィスで仕事していたんですが、なんと急遽ヘルプの依頼が。それはなんと、破天荒フェニックスの発送作業!その数、なんと1,000冊!ぬおぉーーーーーっ!OWNDAYSにとって大切な方々へ届けー!と思いを込めて、お手伝いをしました。

 

すみません、最近のブログの前置きと締めの内容が、破天荒フェニックスばかりで本当すみません。でも、伝え続けることが大切なので!笑。

 

さて、前置きはこれくらいにして:)

今日は、これについて書きます。

 

そう、僕のブログのテーマにもなっているこれ。

「逆にこれから小売が面白い」について。

 

僕のツイッターは、 #逆にこれから小売が面白い#今日の息子くん  このいづれかのハッシュタグをつけることが多いです。後者の方は、そのままで、僕の親バカっぷりや子育てしてて気づいたことをボソボソつぶやいていますw。

じゃあ前者はなんなのかというと、文字通り「逆に、これからは小売が面白い」と感じている僕がいるんです。正確にいうと、実店舗を持った業界、中でも自分がいる小売が面白くなってくる時代じゃないかと考えてます。はい、その思いを伝えたくて、自然とこのハッシュタグが出てきました。

 

今日、これに関して、二つ思いつきでツイートしたのですが、それを少し補足したいなぁと考えて、ブログにしてみました。

 

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まずはこれ👇

 

改めて簡単いうと、僕の経歴はこうです。

新卒で金融(法人営業) → 外資系ベンチャー(法人営業。だけど、エンドユーザーは一消費者)→ TripBiz(出張者専用民泊サイト)→ OWNDAYS

 

もともと僕は金融機関に就職して、法人営業に携わっていました。何億とか何十億とかのお金の話が毎日出ていて一見金額はダイナミックだったのですが、なんか足りないものがあったんですね。それは何かというと、社会へのインパクト。金融業にはそのようなインパクトがない、と言っているわけじゃなくて、僕なりにインパクトをより具体的に感じられるものではなかったということです。要は例えば、法人と取引があっても、それがどう世の中にいい影響を及ぼしていて誰を喜ばせているのか、よくわからんかったんですよね。

そういうこともあって、転職したベンチャーは消費者もエンドユーザーになりうる会社を選びました。(他にも理由はありますが、それはこのブログを参照)。そして、TripBizでは出張や民泊といったわかりやすい領域でエンドユーザーとお直接関わっていたし、まさに今は小売業界にいるので、完全に消費者向けなわけです。

 

やっぱり、この業界の楽しみは、例えば、以下のような身近な人がお客さんになってくれる点にあると思います。

・友達がメガネをかけてくれてる

・親が自社の製品買ったりしている

・子供にもわかりやすい仕事

今日なんて、うちの親父がこんなの送ってきたからね笑。(Air Ultemのことです)

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OWNDAYS社員のみんな、商品名にツッコミをいれないように笑

法人営業も面白いんやけど、やっぱり個人の方が、その喜びとかは深く感じるし、嬉しいモノなんです。小売でずっといる人たちからすると、「何を今更」感はあると思うんですが、やっぱりその楽しさ・貢献度・インパクトを実感しやすい。あっ、この人がこんな風に満足してくれてる、とかすごくわかりやすい。

だから、「逆に」小売が面白いんですよね、僕の中では。

 

次にこれ👇

 

ちょっと視点を変えて。一つ目に挙げた僕個人の見解のような話ではなく、リアル店舗のあり方みたいな話です。今やデジタル、オンライン、インターネット、IoT、◯◯Techみたいなテーマがすごく盛り上がっていて、「オンライン」とか「インターネット」とかは、盛り上がるも何も大前提。そして、その他のものはこれからどんどん技術が発達し、ますます便利になっていきます。さらには、VRとかARももっと改良され、物理的に人が移動する必要さえなくなるのは間違いないはずです。自宅のクローゼットの前で自分の服を眺めながら、VRではお店にいるような感覚で、家にあるデニムと合うアウターはどれか店員さんと話すみたいなことはたぶん実現するでしょうね。(す、すげぇな、考えてみると笑)

ただ、その一方で、僕はだからこそリアル店舗に価値が出てくるんじゃないかなと考えてます。「わざわざ」いかないといけない価値です。だから、逆にこれから小売が面白いと言うように、「逆に」「これから」と考えるんですね。人って、別にずっと家にいたいわけじゃない。何か家にいたらできないことを、外出する際にはもっと求めていくはずなんですよね。

また少し視点は変わりますが、Amazonもリアル店舗の出店をアメリカでかなり加速するみたいですし、OWNDAYSの同業のWarby ParkerもECから始めたメガネ販売を主軸としつつも、リアル店舗をいくつか展開しています。(

アマゾンがレジなし店舗最大3000店開設計画、21年までに-関係者

 

やっぱり、お店には人に何かを伝える、発信力を発揮する場となるでしょうし、直接お客さんと接点をもてる空間となるとなるはずです。だからこれからいろいろやりようがあって、主軸はリアルな空間で、デジタル面はあくまでも補完要素である、ってのが、これからも続くと思っています。だから、何度も言いますが、ここまでデジタルが進む中だからこそ、「逆に」「これから」小売は面白いはずなんです。

 

小売再生 ―リアル店舗はメディアになる

小売再生 ―リアル店舗はメディアになる

  • 作者: ダグ・スティーブンス,斎藤栄一郎
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2018/05/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

(この本↑「小売再生」はこのあたりをとてもよく説明しているので、おすすめです。)

 

 

じゃあ、そんな中僕が勤務するOWNDAYSは何をやっているか。

 

それは、「ストーリー」です。

これまで小売に必要とされてきたことはもちろん続けます。それにストーリーを加えるわけです。これには二つの要素があります(僕なりの勝手な解釈)

 

一つは、社員一人ひとりのストーリー。

OWNDAYSでは、この規模では珍しくSNSやブログによる発信を良しとしています。というか、どんどん推進してます。どんな感じかというと、社長が業務連絡よりもTwitterでのいいね!やリツイートの方が反応が早いくらいです笑。いっつも誰かが発信しています。こんな感じでだいたい #OWNDAYS でつぶやいています。

twitter.com

 

どんな内容かというと、自分が好きなこと、仕事の風景、日々感じてることを好きなように発信しています。これは、各個人にもそれぞれのバンクグラウンドや固有の経験、考え方、生き方があって、それには物語があるわけです。そこに共感してもらったり応援してもらうことも、OWNDAYSを知ってもらい、メガネで繋がる為に大切なことと捉えています。

 

ストーリーのもう一つの側面は、破天荒フェニックス の出版。

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語  (NewsPicks Book)

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book)

 

 

出版の目的は、会社の過去を赤裸々に語るということ。そして、それを知ってもらうことです。なので、これも会社のことを知っていただく入り口として、みなさんにCEOの田中とCFOの奥野の目線でこれまでの経緯を小説仕立てで仕上げています。ぜひまだお読みでない方がいれば、ぜひ。特に経営者や30歳前後のメンズにおすすめです。いい意味でなんでもできる気にさせられると思いますw。

 

 

あぁ、さくっと書くつもりが、4000文字近くになってきた。。。というわけで、僕が「逆にこれから小売が面白い」と考える背景でした!

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