あの絶叫系テーマパークが入場無料?!

もうたまんなく大好き、かつ一度乗ったら忘れらない、絶叫マシン。

 

そう、富士急ハイランドの「ええじゃないか」

 

 

関東、中部、関西エリアの方は知っている富士急ハイランドにある、360度前後左右に回転しまくりのやつです。

 

いわゆるジェットコースターで、レールがぐるぐる縦に横に回転するだけじゃなくて、コースターの座席も円を描くように回るんですよね。もう説明しきらんので、このYoutubeの動画を見てもらったらイメージをもってもらいやすいと思いますが、初めて乗った時、衝撃を受けました。ただ、、、絶叫系は比較的好きな方ですが、いま社内でバンジージャンプが流行っている(?!)らしく、あんまり好き好き言い過ぎると、自分にも飛び火してしまうので、この辺で終えておきます笑。

 

 


邪道コースターの王者 ええじゃないか 富士急ハイランド

 

 

さて、なぜ今回、富士急ハイランドを話に出したかというと、、、

 

この7月から入園料を無料にしたから。

 

この決定をしたニュースを見た時、おぉ、俺行くかも!!とすぐに思いました。

 

実際、この「無料化」だけを切り取るととてもお得そうですが、まずはこの施策全体を捉えてみます。まとめてみると(細かく調べてませんので、多少間違いががあるかもしれません)、以下の通りです。

 

  1. 入園料(大人1,500円、子供800円)が無料に
  2. 一方で、一部の人気アトラクションの乗車料金は1.5〜2倍に
  3. しかし、フリーパスは据え置き、年間パスは値引き

 

もともと一回の乗車料金が1,000円だったものが2,000円とかになってるそうです。

いま、HPを見てみると、ドドンパ、高飛車、ええじゃないか、FUJIYAMAなどの超人気アトラクションがまさに2,000円。それだけみると超高い。ええ、それじゃあ、二回以上アトラクションに乗るんだったら、超高くなってしまうやんと思うと思います。もちろん、沢山乗りたい人はフリーパスを買えば安く済むのは事実なんですが…。

 

ちなみに入園無料の紹介動画👇

www.youtube.com

 

じゃあ、なぜ「おぉ、俺行くかも!」って思ったのか。超個人的な視点でその理由をお伝えします。ちなみに、この施策がどう収益に影響するかのか、みたいな細かな分析は他の専門家にお任せして、個人的な見解というか感想を述べてますので、それをお求めの方は、たとえばこちらの記事を例えば参考にしてください笑。

 

って、なんか勿体ぶってしまいましたが、入場料が無料になって、俺行くかも!になったか。それは、一言で言うと、、、

 

三世代でいける、と思ったから。

 

つまり、僕の妻と息子、それに加えて僕や妻の両親の三世代で。

 

僕と妻は絶叫系大好き系。でも、まだ3歳の息子はもちろん乗れません。

かといって、三人で行って、息子を妻に任せ僕一人で絶叫アトラクションに乗る(もしくはその逆)のもなんか違うのです。じゃあ、何が正解かというと、バァバとジィジも連れていくのが大正解w。孫と遊べるけど面倒見っぱなしじゃなくて、親である僕や妻もいるから、お互い休憩しながら子供の面倒が見れます。

 

これって入園料がかかると、全員分の入園料がかかる時点でハードルになるんですよね。1500円 x 4人 = 計6,000円がアトラクションの乗車有無を問わずお金がかかってしまします。

 

でも、今回の施策に乗っかると、こんなメリットがでてきます。

 

  • 全員無料で入園し、楽しい雰囲気を味わえ、時間を潰せる
  • レストランやグッズショップだけの利用も可能になる
  • 僕と妻だけ、好きなアトラクションだけさくっと乗れる(うーん乗るとしたら、「ええじゃないか」と「高飛車」かなw。あっ、どんな短くても30分くらいは並ぶから待たせるかもやけど…)

 

よくよく考えると、これってとにかく集客しないといけない、人を園内に呼び寄せないといけない、という課題を解決しようとしてるんやと思う。特に子育て世代、しかも子供がまだ絶叫マシンに乗れない時期は、完全にこういう場所から遠ざかってしまいます(併設されているトーマスランドやリサとガスパールタウンは別として)。とにかく来てくれたら、たぶん何かしらの物を買ってくれるやろうし。

 

もちろん僕みたいな世帯ばかりを狙っているわけじゃないと思います。ただ、こういう世帯にもしっかりと刺さっていて(あっ、まだ行けてないですが笑)、その背景には僕が感じてた課題を解決する何かを提示してもらった気分でいます。

 

 

 

そして、それを見越したこの顔認証サービス👉富士急ハイランドで顔認証を導入 来園者数の増加を目指す – ライブドアニュース  さすが、富士急行さん。どんどん仕掛けておられて、いつも話題を絶やさないですね。

 

こういうのをみて、また思いました。

以前紹介した以下の本屋さんのように、同じような商材、場所、サービスを提供していても、儲けるポイントを変えることで、もっと集客できて売り上げが上げることができたり、顧客満足を高められたりできるんですね。時代にあわせて変化しないといけないなぁ、と改めて思う取り組みだなと思いました。

 

www.norrya.com

 

こういう「テーマパーク」 を小売とは呼べませんが、やっぱりこういうリアル店舗・バーチャルじゃない空間を活かしたビジネスは、やっぱりこれから面白くなりそうです。

 

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