今日は久しぶりにずっとオフィスの日。午前中の面接が候補者の現職の都合でリスケになったので、久しぶりに夕方前まではオフィスのデスクで仕事ができています。
さて、つい最近書いた以下のブログの通り、短パン社長 x OWNDAYSのコラボセミナーにちょっぴりお邪魔させていただきました。参加者からすると、新規事業の宣伝が突然セミナーの間に紛れ込んできたわけで笑、改めてお時間いただいてありがとうございました。
こうして登壇するといろいろな意見や感想をもらいます。お褒めの言葉もいただくし、いろんな改善点なども教えていただいたりします。
ただ、この事業に関わっていて思うのは、TripBizの事業コンセプト・解決すべき課題へのフォーカス自体がそもそも明確で、民泊界隈でもかなり独自性の高い領域で事業を打ち出せていると思います。やはり、この構想をカタチにした、弊社田中の目の付け所が光ってるなぁ、と自分でも思うこの頃。
と言っても、田中が考えたものを僕がより具体化していくというミッションを預かっています。「関わる人を豊かにする」というグループの理念のもと、泊まる側と宿を提供する側それぞれが抱える課題を解決し、社会に必要とされるサービスになるために、創造、具現化、発信していきたいと思います。
「これブログに書きなよ」と短パン社長に言われる
さて、今日のブログでは、短パン社長 x OWNDAYSのコラボセミナーで使ったスライドを元に、話した内容を書きおこそうと思います。
今までブログはブログなので文字を中心に発信を続けてましたが、プレゼンで使ったスライドをブログに使うなんて発想はなかったわけです。でも、このセミナーの懇親会で短パン社長とお話をしていたところ「今日のプレゼン、絶対ブログに書いた方が良いよ!」と言われ、「あぁ、スライドを貼り付けて、話した言葉を書き起こせば、確かにブログの内容として、良い発信材料になるなぁ」と思いました。
なので、ここは格好付けずに、良いと思ったことをそのままやっちゃおうと思います笑。ポイントに絞って、それぞれのスライドで話した内容を書いてみたいと思います。
「TripBizのこと、初めて聞く方どれくらいいらっしゃいますか?」
(この質問にはパラパラと手を挙げた方がいらっしゃいました。そりゃもちろんそうだと思います。でも、それよりも、「知っている」と手を挙げなかった方々がたくさんいたので、よかったです。でも多分、この時点では、名前は知ってる、もしくは何やら安田がTwitterでつぶやいているサービス、という感じの方が多かったと思います。)
「みなさん、出張でよくビジネスホテルを使いますよね?」
「そうじゃなくて、TripBizでは、出張で民泊を使いませんか、という提案をしています」
「みなさん、こんな経験ありませんか? 前5,000円で取れたホテルが、一泊2万円もするやん! というかそもそも全然空いてないやん! みたいなことを一度は体験していると思います。もしくは、社員の方であれば、会社の規定やと一泊あたり7,000円が上限やのに、1万円以上しかないやん! みたいなことも。特に大阪、東京、福岡でよくあることだと思います」
(ここでは、多くの方が「ウンウン」と頷いていらっしゃるのが見えました。
「これは何でかというと、訪日外国人客が急増しているから何ですね。2013年に1,000万人だったのが、2020年には4倍の4,000万人に到達しようとしています。これは観光立国としてはとても重要なことなんですが、その一方で、私たちのようなビジネスマンにはコスト増として影響してくる側面も見逃せません」
「さらにはこれだけじゃありません。こんなイベントが重なると、突発的な影響を受けます。祭りごととか、コンサートとか。
直近の例ですと、週末の話なので、ビジネス利用に大きな影響はないかもしれませんが、今週末は福岡のホテルがほぼ全滅してます。もしくは一泊3万円とか。なぜかというと、アムロちゃんとエグザイルグループのコンサートが同時開催してます。この影響で、九州大学の受験生が泊まれるホテルがなくなってる、みたいな社会現象になっていて、ニュースにもなっているくらいです。」
「こんな風にホテルが足りないと叫んでいる一方で、こんな社会問題が存在してます。そうです、空き家・空き部屋問題です。全国に820万戸もあって、空室率もずーっと上昇し続けてます。どうにかしないといけないんですね。」
「例えば、街の不動産屋さんをみてみると、これ大阪のやつですけど、こんな感じの部屋が6万円とか7万円で空いてるんですよね。こんなの一泊単位になおすと単純計算で、2,000円とか3,000円で滞在できる計算になる。非常にもったいないわけです。」
「そこで、近年、こういう空き部屋を活用するのに、民泊が注目されているわけですが、従来の海外からの旅行客向けの民泊が受け入れられているのかどうか」
「受け入れられているかどうかでいくと、様々な問題を引き起こしてしまっているわけです。例えば騒音とか。部屋や廊下、共有部で騒いでしまったり」
「同じようにゴミ出しの問題や喫煙などの問題もあります」
「それと、こんな問題。コミュニティに受け入れられるか。言っても日本は村社会なんで、自分たちの住環境にいつも知らない人が出入りしている状況は、なかなか受容できないと思うんです。
実際、どこの誰かわからない人が出入りする、そもそも民泊というコンセプトは、なかなかハードルが高いのに、それが海外からの旅行者となると、どこまで馴染むのか想像してみると、現実論としてハードルは高い気がしてます」
「その頃オンデーズではというと、こんな風に毎月・毎年のように出張を重ねてきたわけなんです。長いものでいうと、まず集合研修ですね。メガネという医療器具を扱うので、本社での研修は定期的に行われていますし、4月には店舗で働いてくれる新入社員の皆さんが20名近く入社されます。その彼らの入社後の集合研修で、10名 x 25泊の宿手配があったりします。」
「そこで、思いついたんです。あっ、この空き部屋を僕らが使えばいいんじゃないかと。つまり、ホテルが高い、取れない問題を抱えている一方、空き部屋を活用する民泊という仕組みが旅行客向けにはうまくいっていない。
じゃあ、僕たちのようなビジネスマンが使えると、安く便利な場所で泊まれるし、部屋を貸す方は、〇〇会社のXXさんという身元が判明している方に使ってもらえるので、双方の課題を解決するんじゃないかと。そこでできたのが、TripBizなんです。」
「つまり、ビジネス利用に特化をした民泊予約サイトを作りました。楽天トラベルやじゃらんのような予約サイトで、ホテルの代わりに民泊を掲載しているイメージです。なので、うちのウェブページは、こんな風に検索フォームがトップページにきていて、例えば大阪と検索すれば・・・」
「こんな風に宿が出てきて、予約できるというサービスになっています」
「サービスとして、どんな特徴があるかというと、まず場所です。日本全国津々浦々に宿を構えようと思っていません。なので、ホテルの需給が逼迫している、東京、大阪、福岡に重点を置いています。しかもそのターミナル駅を中心に。
そして、次に、部屋のタイプはマンションタイプで、完全に貸切になるタイプ。逆に言うと、ようは地方都市の一軒家で、おばあちゃんが住んでいる家の2階の部屋に泊まってもらうということはありません。なぜかというと、TripBizではホストとの文化交流や地域理解、というところに重点を置いてないからです。それは他の民泊サイトで体験してもらえたらと思っています。なので、便利な場所にあるマンションタイプの部屋を完全貸切で使うということです。
最後に、BtoB。泊まるゲストは法人中心なので、そういったビジネス利用者さんは、やはり個人の宿よりも法人が運営する宿の方が良いと考えます。その方がお互い会社を名乗る方が安心感が高いし。ここも交流を目的にしていないので、法人ホストの方がオペレーションが確立されていて、スムーズにことが運びやすいですね。」
「さて、じゃあ、このTripBizというサービスを、どんなシーンで使って欲しいかなんですが、大きく分けて二つあります。まずは、これです。一人で連泊する、または長期で出張する場合ですね。」
「どんな部屋があるかというと、例えばこんな部屋。ワンルームタイプですね。こんなチェアとデスクもあります。これで一泊5,000円くらいです」
「他にはこんなお部屋も。こんな風にキッチンや冷蔵などがついて、シングルルームだと12~15㎡くらいしかないホテルよりも圧倒的に広いですね。20㎡くらいはあります。ここはホテルの相場よりも安いわけではないですが、ソファもあるので、ゆったりできますね。」
「さて、実際のご利用企業様の声ですが、すみません、清水さんの社員さんに使っていただいたので、その事例を載せています。実際に清水さんところでは、展示会に出られるときに、社員さんが出張されるということで、ご利用いただきました。ありがとうございます。」
(大阪製罐株式会社様のインタビュー記事はこちらをご参照ください)
「それともう一つ、TripBizをご活用いただけるシーンをご紹介します。それは、グループ出張です。展示会とか、オンデーズであれば研修とか会議とかですね」
「グループで使うとこんな活用方法があります。例えば、3LDKとかの部屋に3人で泊まれば、15,000円でも一人5,000円とかになるし、ちゃんと寝室は個室になってるからプライバシーも保てるし、でも、みんなでワイワイやる、もしくは仕事の話をしたければ、リビングがあるし、と結構いろいろ使いやすいんですよね。ホテルなんかだと誰かの部屋に行って、ベッドに座りながら話すわけにもいかないし、1Fのコーヒーラウンジで一杯1,000円のコーヒーを飲みながらするのもわざわざお金がかかってしまいますよね」
「これについても、どんな部屋があるか見てみると、これなんかめちゃいいですね。大崎にある5LDKのお部屋。最大7LDKになります。寝室が5部屋とか個室であって、でも、集まる場所もある。めちゃ使いやすいです。これなんかは、超大手企業さんで4月から7名の新入社員さんが2週間滞在されます。」
(このお部屋は以下のリンクをご参照ください:
JR大崎駅徒歩8分 広々5LDK 最大1【東京都/品川区】|ビジネス民泊ならTripBiz(トリップビズ)
大崎駅徒歩8分、広々7LDK、最大27名【東京都/品川区】|ビジネス民泊ならTripBiz(トリップビズ) )
「続いてこんな部屋。ここは個室ではなく、ツインルームですが、かなりリーズナブルでも最新設備と快適性を備えた宿です。大田区の物件ですが、Netflixがついてたり、鍵もスマートロックだったり、超高速Wi-Fi完備だったりとかなり高品質。でも、一部屋で一泊7,000円台なので、二人で止まれば諸々含めても4,000円程度になります。ちなみにこの部屋はオンデーズで使う予定をしています」
(このお部屋は以下のリンクをご参照ください:
新築 快適な出張 ツインタイプ 大森東 【東京都/大田区】|ビジネス民泊ならTripBiz(トリップビズ)
糀谷駅徒歩4分 商店街のど真ん中 ホテル【東京都/大田区】|ビジネス民泊ならTripBiz(トリップビズ)
)
「こういった使い方についても、フュービックさんでご活用いただいています。最近ですと、やっぱり研修がおおおいですかね。あとはオンデーズでも、台湾スタッフが来日した時に泊まってもらいました。でも、手配をしたり窓口になっているのは、本社の総務部担当ですね」
(株式会社フュービック様のインタビュー記事はこちらをご参照ください)
「少しここからは、機能的なところをご紹介します。まず、じゃあ実際に予約した時の決済方法はクレジットカードです。うちの特徴は、会社としてアカウントを作り、コーポレートカードなどを登録すると、そのアカウントに紐付けてユーザー登録された出張者が全員同じカードで決済できる点にあります。そうすることで、出張者は立替払いもいらないし、経費精算もなくなります。複数クレカを登録して、部署ごとにカードを分ける、ということもできます。」
「鍵の受け渡しどーすんのか。これもよく聞かれることなんでお答えしておきます。一言でいうと、マンスリーマンションと同じです。マンスリーを使ったことがない方もいると思いますが、鍵の受け取りはこんなキーボックス使ったり、郵便受けを使ったりというのが多いですが、ハイテクなところはスマートロックを使っていたりして、その滞在期間だけ使えるワンタイムパスワードなどを用いて開錠するケースも多くなってきてます。
(関連するブログはこちらをご参照ください)
「というわけで、みなさん、出張でお困りであれば、ビジネスホテルじゃなくて、、」
「TripBizで民泊を一度ご活用くださいませ!」
「今日本にある資産をうまく活用し、安く快適なご出張のお手伝いができればと思います。」
「そこで、これも何かのご縁ですので、このセミナーにご参加されている皆様に限り、こんなご提案を致します。今度出張いくなー、仕事で宿が必要やなー、とかそんな時は一度、僕をメンションするかDMを送っていただいて、丸投げしてください。いつどこにいくらで何人で行きたいか教えていただければ、宿をピックアップしてご案内致します! よろしくお願い致します。」
とっても長くなりましたが、以上がコラボセミナーでのプレゼン内容です。
参考になれば幸いです!
最後に、TripBizのアプリあります
何度かブログや公式SNSなどでお伝えしてきましたが、ゲスト様・ホスト様双方にお使いいただけるアプリをご用意しています。
こちらです▼
これらのアプリを利用すると、以下のような機能をご利用いただけるんです。そして、もちろんながら改善を継続していて、週に一回のサイクルで改善・開発 → アプリへアップデートを繰り返しています。
<企業様向けの機能>
・宿泊先の簡単検索・予約
・予約済み宿の詳細を確認できます
・宿泊先のホストとのチャットメッセージ
・ホストへのレビュー投稿
・企業アカウント内のユーザー(出張者)管理が出来ます
ぜひご利用ください!!
今日は以上ですっ。
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