TripBiz専任のエンジニアチームと毎週月曜にミーティングしてます。
目的はTripBiz事業に関わる取り組み、方向性を共有するため。これは、他社との提携や採用活動なども含みます。
もう一つの重要な目的があります。それは、今週1週間、どの開発タスクを終わらせるのかを話し合い、決定し、チーム内で割り振ること。
月曜日に本社全員でのミーティングが15分あるんですが、それが終わってから、約1時間ほどこういった内容で話をしています。
実は、開発フローについて、これまではヤキモキしてました。
何か開発、改善する必要があれば、これまでは僕がタスクのチケットを作り、誰かをアサインする。ほんでもって、「これっていつまでにできますか?」て感じでタスクを割り振ってました。
これだと、一個一個のタスクの進捗状況の把握が面倒だし、進捗が毎日気になる・・。いつできるのかな、いつできるのかな、そろそろかな。って。
そして、都度都度の対応になって、急にチケットが返ってきて、確認依頼が上がってきたら、「早く対応しなければ」という感じで、気持ち的にもなんか焦る。もしくは、忙しいからと、明日にしようと後回しにしてしまったりして、エンジニアが返してくれたのに、僕でタスクを握ってしまったりして、急いでほしいと言っていたにも関わらず、僕基準で後ろ倒しにしていったり。だから、効率的に回していけなかったんじゃないかと思います。
だから、なんかふわふわしていて、いつも気になっている感じがあんまり心地よくなかったんです。で、多分、僕だけじゃなくて、エンジニアのみんなも「いつ終わる?」とか「あとどれくらいかかりそう?」とかを時々聞かれて、心地よくなかったんじゃないかな。
でも今は、メンバーの提案で、1週間単位でやるべきことを決める形に。
まぁ、1週間単位のスプリントでスクラム開発するってのは、多分一般的なやり方??なんだろうけど、それをやってなかったので、そのルールを作り、今月半ばからやり始めてます。
<基本ルール>
・チケットは誰が作ってもよい。週次のみーティングで担当者を決定
・週初めに決めたタスク以外、新規の依頼は不可
・その週で終わりそうにないことが見えた場合、木曜日にそれを共有
・ただし、緊急を要するもの(予約や決済に関わるバグなど)はすぐに対応
・前の週に終えたタスクは、月曜日の午後に全て一括で本番化
なので、月曜日のミーティングでは、今週何やるか、優先順位と必要な時間を把握した上で、そのチケットを割振るようにしました。
そうすることで、「これとこれとこれが、今週完成して、来週から実装される」という感じで、何がいつ終わるかが明確になりました。だから、例えば、週の半ばとかに「あの件の進捗どうかな」とか僕自身も思わなくなったし、そもそも「あとどれくらいかかりそう?」みたいな無駄なやり取りと変なプレッシャーを与え合うこともなくなりました。あと、その週に対応してくれた機能とか修正事項は、ぼく自身が木曜日や金曜日に集中して時間を取れば、次の週の本番化に間にあわせることができます。
心理的余裕とスケジュールがとにかく見えやすくなりました。
この「ヤキモキ」は、「不明確さ」と「共通の認識不足」からきていたんだと思います。それをクリアにすることで、だいぶ気持ちの上でも、業務配分の上でも楽になったはず。
ホリエモンさんとか、最近読んだはぁちゅうさんの著書とかで見かけたのが、「情報不足が不安を生む」といった内容。「不安」というほど大きなことじゃないけど、やっぱり知ること、認識することで多くのことは解決できるんだろうなと実感しました。共通のルールを全員が認識することで、うまくいくことばかりじゃないかと。
今日はこんなところで。
さてさて、今日はZensさんのクリスマスパーティーにちょこっと顔を出してきます!!
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