今は、まだあるスタートアップに身を置いて営業をしていますが、
弊社の営業戦略はまだまだふわふわしている気がします。
「ふわふわ」という表現がふわふわ していますが、、、
要するに、弊社のサービスが、「誰のために」「何をしたいか」を絞りきれていないと思うのです。
うちとしては、いろんな業態・業種で使って欲しいサービスなので、全員にアピールしたい気持ちはあるのは自然なのですが、やっぱりそれだと刺さるべきお客様に刺さらない。
今の弊社の状況は、キャズム理論でいくと、まだまだ「イノベーター」の域なわけで、現在取引のある店舗でもっとも効果の出ている業界や業種にとにかく絞り込み、そこで一番になることを目指すべきだと考えています。
そうしないと、アーリーアダブターのお客様が賛同してくれないからです。
(https://marketingis.jp/archives/2365より画像を拝借しました)
例えば、弊社の場合、実店舗様がお客さんになるのですが、お客様の属性を考えてみると外食産業もあれば、アパレル・小売、サロン系もある上に、規模でいくと個人事業主〜上場企業まで、また地域で言っても東京を中心に全国に広がっています。
これだけ世の中にツールが出回っていて、お客さんと会社の情報の非対称性がなくなっている中で、「いろんな店舗で使えますよー」というメッセージを出すと、逆にファンは増やしにくくなると思うし、弊社側の事情を鑑みても、その業界や業種特有の知見が蓄積されにくいんじゃないかと思っています。
一つの領域で一番になると、知名度もそれなりにつくし、アピールポイントも増えてくるわけで、それを構築してから、他の業界に手を出すのもありな気がします。
まずは、一点突破。そして、小さい世界でも、そこで一番になる。
これを意識したいと思います。
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