ボクの子育てのテーマ
ボクの最近の子育てテーマは「とにかく親は黙っとく」と「本人に決めさせる」だ。
子供がやることにいちいち口を挟まない。こうしなさい、ああしなさい、とか一切言わない。子供がやろうとしていることに手も出さない。そして本人に選ばせる、決めさせる、そしてそれを支援する。こういうことを本当に大切にしたいと考えている。(大前提に、人に迷惑かけたり、ものを壊すようなことをしたり、入っちゃいけないところに入ったりはダメ)
仕事を始めてから気づいたんだけど、人生は本当に意思決定の連続。というかそれしかない。学生の時はここまで大切だとは気づかなかった。一応留学したいとか、サッカーしたいとか、ここの会社に就職する、とか、自分で決めていた側面もあったけど(そしてその多くを叶えさせてくれた親にほんまに感謝だ)、仕事を始めてからやっとその重要性に気づいた。
新卒入社の会社、そこで与えられた仕事を進め方、社内外で誰と付き合うか、転職するときどこの会社にするか、誰と結婚するか、どんな本を読むか、空いた時間をどんな風に過ごすか、何を食べるか、辛い局面をどう捉えて向き合うか。全ては自分が決めて動くこと。もちろん誰かが決めてくれることも少なくないと思う。でも、最終的にそれに従うかどうかは、自分で決めていること。
それを踏まえると、自分の子供には「自分で考えて、自分で決めて、自分自身が行動する」ということを学んでほしい。誰かのためじゃなくて、自分のために自分で意思決定してほしい。そして、それを小さいころから当たり前にやってほしい。そんな思いから、このテーマを掲げている。そして、これは妻と心から合意しているテーマだ。徹底して実践するはめちゃめちゃ難しいけどね笑。
親が思っている以上に子供は考えて行動している。
でもやってみると、子供は自分で考えて行動していることがよくわかる。例えば、これにしなさい、とかいうと食べない時がある一方、自分で決めた食事だともりもり食べる。 習い事もそう。友達が通ってるからという安易な理由だが、うちの息子も公文に行き始めた。行きなさい、行こうよ、とかは親の口からは一切言っていない。「行きたかったら教えてね」だけ。だから、いまも自らすすんで教室に行っているし、宿題も(やるまですったもんだはあるが笑)概ねちゃんとやる。
最近は、本も自分で選ばせている。図書カードがあって、それがあるうちは、自分が好きな本を選んで買ってもいいよと。新しい世界を見せるために、親が選んでみた本を読み聞かせたりするのもとても大事だと思うけど、こういう買い方もありだなと思っている。失敗(=内容が自分の興味とはズレている)したとしても、次はもっと考えて買うだろうし。どんな本を選んできても、絶対にダメとは言わない。だって、「好きな本を選んでいいよ」って言われたときに、「それはダメ」とか選んだあとに言われたら、大人もはぁーーってなる。それを子供にしちゃだめだ。(時々、喉元まで出てきていいそうになるけど笑。)
だから、こんな風に股間に噴水を当てても、うちの場合、パパもママも、何も言わないw。
学校教育と働き方改革
なんでこんなことを考えたかというと、学校教育と働き方についてだ。
学校では画一的な教育しかしていない。とにかく、協調性が重要視される。個人の成績表については全体的な底上げに注目がいく。(音楽や体育の成績が1でも、算数が5ならいいじゃん。その逆でもいいじゃん)。自分なりの考えを育てるより、覚える授業が中心。そんなところに不安を覚える。公立の学校は、戦後から教育が何ら変わってないんじゃないか。
もう一つはまさに働き方ついてだ。
これって、いま「働き方改革」という言葉を多く見かける。これって、会社員の働き方に政府が介入した結果だと思う。「会社が社員を働かせすぎるから、その働かせ方を法律で制限する」ためのもの。なんでこれをする必要があるかというと、会社員の多くが自分で働き方を決められないからだろう。ある程度の規制は必要だと当然思う。あくまで性悪説に立って、法律を作る必要はある。でも、行き過ぎはよくない。だって、本来は、僕たち会社員は、どこでどんな働き方をするか、自ら選べるんだから。
サービス残業したくなかったら残業しないで良い会社に行けばよい(法律上、サービス残量はそもそもあってはならないけど)。目の前の仕事が嫌いなら、辞めて他を探せばよい。長時間通勤が嫌なら、近くで探せばよい。もちろんいろんな事情で選択肢が限られるケースも少なくないとは思うけど、多くの人は本来選べるはずだ。
だからボク個人としては、正直何時間働くか、どこでいつ働くか(オフィスでなく家で子供が寝たあと働くとか)は放っておいてほしい、と思う側面もある。もちろん、その法律により「休暇」という免罪符をもらえるから、会社に「今日は休みです」と言えることも事実だけど、「過度」な制限はやめてほしい。それによって、会社はボクに対して、自宅で働くのは止めてくれ、みたいなことになるから。会社として、法律に則って労務管理するのはもちろん必須だし、ボクも経営企画室の人間としては、ちゃんとそれを社内に推進していく立場でもある。でも、一個人としては、過度に制限されるのはつらいなと思ってしまう。
これもやっぱり、政府が会社と従業員の間に介入しないといけないほど、会社員が決められない状況になっていることが問題で、働く人が自分が働きたいように働ける環境を思うままに求めれば、ここまで制限されることもないんじゃないかな。(なんども言うけど、「制限するレベル」の問題で、制限なしで良いと言っているのではない)
こんなことから、自分の子供に対しては、「自分自身のことは自分が決められる。自分が選べる」ということを当たり前に知ってほしくて、親として黙ることと子供に選ばせることを実践する努力をしている。
「やりたい人がやる」
ってこんな話を踏まえると、僕が勤めるOWNDAYSという会社は素晴らしい仕組み・文化が整っている。それは「やりたい人がやる」 っていうもの。端的にいうと、本部も店舗も、管理職は全て立候補&選挙で決められる。つまり、やりたい人は自ら手を挙げ立候補する。そして、その立候補した人のうち、誰にそのポジションをになってもらうか社員自らが投票して決めるようになっているのだ。
そんな人事上の意思決定を他人に委ねない。そんな仕組みがある会社、OWNDAYSがなんと、、、
か、か、かカンブリア宮殿に出ます!
8/8(木)22時からテレビ東京!!
週に1店舗のハイペースで出店し、国内に128店舗、海外に182店舗を展開するメガネチェーン「オンデーズ」。メガネ業界の売上が頭打ちになっている中、右肩上がりの成長を遂げる注目の企業だ。その先頭に立つのが、41歳の田中修司。今から11年前、田中は、倒産必至と言われたオンデーズを買収し、幾多の壁を乗り越えて見事に再生を果たした。そのオンデーズの魅力は、1500種類以上におよぶ豊富なプライベートブランドの品揃えと、高品質でありながらリーズナブルな価格設定にある。独自の戦略で快進撃を飛ばすオンデーズの最前線を追った!
絶対見てね!
「やりたい人がやる」を支える仕組みがどんなものか、たぶん(?!)説明されます笑。AM解散総選挙や社内仮想通貨など、ぜひうちのことを知ってほしい仕組みがたっぷり盛り込まれるはず。
「めっちゃいい会社!」
「面白そう!」
「こんな成長企業で刺激的なキャリアを歩んでみたい!」
一ミリでもそう思った・感じた方が一人でいたときのために、こちら貼り付けときますね笑。
大事なことなので、もう一度言います。
か、か、かカンブリア宮殿に出ます!
8/8(木)22時からテレビ東京!!⇒ https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/
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