重ねてお礼を言いたいです。今週でTripBizはサービス終了となります。

先日、書かせていただいたこのブログ▼

norrya.com

ブログというかお知らせ的な内容で、多くの方を驚かせてしまいました。

特に、応援してくれていた知人や実際にご利用いただいた企業様、またご利用に向けてお問い合わせいただいていた方々など、たくさんの方が直接ぼくまでメッセージを送ってくださいました。

正直、これまでにないほどの皆様の反応。恥ずかしながら、過去最高のPV数を記録したかもしれません。笑。本当は、正常時にそういうPVをしっかり稼がないといけないんですけどね…。さらに、大変嬉しいことに、この発表をしたあとでも、何名もの方から「今度の出張でTripBizを使いたいんだけど」と直接ご連絡をいただきました。本当に悔しいのですが、その度にわざわざ時間を使ってご連絡してきてくださったこと、そして、ご連絡いただいたのに「もうご利用できません」という返答になってしまうことについて、お一人お一人にお詫びを申し上げてる次第です。

 何より思い出していただけるのが嬉しいし、さらに時間使ってまで使ってもらえるということが嬉しい。普通なら楽天トラベルとかじゃらんとか、いつも使ってる予約サイトで手配できるはずなのに、面倒にもメッセージを下さるわけです。本当にありがたい話。

もうサービスは終わったわけですが、重ねてここに感謝を伝えたくて、そして、この出来事をしっかりを記録したくて、ここに記しました。ちょっと独りよがりな内容ですが、お許しください。

今日は短めですがこの辺で!

近々今取り組んでる次のミッションについても、ブログでお伝えします。

(って、ここで留めるほど大したことはないんやけどね笑)

念のため、先日のブログをご覧になっていない方のために、こちらも一部抜粋しておきます。

お伝えしなければいけない事があります。 

突然ですが、6月中旬をもってTripBizのサービスを終了させていただくことになりました。具体的には、ゲスト・ホストの新規ユーザー登録、新規の予約や物件の取り扱いなどの受付を終了させていただきました。一方で、既存ユーザー様については、過去の宿泊履歴などを閲覧できるよう、10月ごろまでサイトへのアクセスは可能とさせていただいております。

まずはじめに、ゲストまたはホストとしてご登録頂いているユーザー様。先月メールにてご案内を差し上げた通りでございます。突然このようなご連絡を差し上げ、ご期待いただいていた各ユーザー様には大変ご迷惑をおかけしたことと存じます。申し訳ございません。

そして、各種プロジェクトを一緒に取り組ませて頂いていたお取引先様。個別にご連絡差し上げた次第ですが、皆様の貴重な貴重なお時間を割いて頂いたにも関わらず、このような結果となり、ここに改めてお詫び申し上げます。

また、応援してくれた友人・知人、経営者の諸先輩方、またSNSを通じて励ましてくれた皆様。直近では、僕に直接、メッセージをくださる方が本当に多かったように思います。「来週、福岡行くんだけど、どこかオススメの宿ある?」や「今度に出張で東京行くから、TripBizでええとこ教えてやー!」、さらには「TripBizを使ってみたい、っていう経営者の友達からいるから紹介するよ」など、わざわざ時間を使って、僕に直接連絡をくださる方がたくさんいらっしゃいました。僕自身、毎日何かしらの発信(SNSやブログ)を続けてこれたのも、皆様のように応援してくださる方々がいたからこそだと思います。ご期待を添えて頂いた皆さんのご期待に添えずお詫びすると共に、改めて感謝申し上げたいです。

 

前からお話していた通り、TripBizは、以下の三つの課題を解決する手段となるべく、スタートしたビジネスでした。

①「インバウンド」x「旅行者」を主なターゲットとした従来の民泊が抱える問題

②  インバウンド顧客急増によるホテル代高騰・満室の常態化に直面するビジネス出張者

③ 日本全国で深刻化する空き家・空き部屋問題

日本国内のビジネス出張者に特化することで、節度を持った安心できる利用者に民泊を利用してもらえる。そして、宿泊者である出張者も、ホテルにはない便利な場所で快適かつリーズナブルに宿泊できる。さらに、日本中にある空き部屋が出張者向けの宿泊施設として活用されれば、まさに日本中の遊休資産を収益資産に転用でき、地域が活性化するきっかけとなる。そう考えたビジネスです。

 (中略)

サービスを停止すると決断した理由や背景については、細かくご説明は致しません。素晴らしいビジネスコンセプトだったとしても、それをきちんと形にし、世の中に広め、利用してもらわないとなんら意味はないわけで、それを達成・継続できなかったのは自分の責任です。

ただ、やはり民泊への規制が想定よりも大幅に厳しくなった、ということも同時に記しておきたい事実の一つです。年間に180日までしか民泊施設に宿泊させてはならない所謂「180日規制」に加え、各自治体の判断でそれをさらに短縮できる状況はとても残念で仕方がありません。東京都内でも、区によっては住居専用地域では週末しか民泊を認めないという状況になり、全くなんのための議論を重ね、なんのために出来上がった法律なのかと、新しい産業が今ここに生まれ成長していくのを期待していたので、非常に心残りではあります。

TripBizとしては、これまでの民泊が抱える問題を解決する一つのソリューションを提案したかったわけです。そもそも「民泊」というコンセプト自体が、日本人のマインド・日本のコミュニティにとって簡単には受け入れ難いものな上に、「インバウンド客」の「旅行客」となると、2歩も3歩も先を行ってしまっています。その第一歩として、「日本人」x「出張者」というTripBizのコンセプトであれば、民泊もより身近かつ安心感のあるものであると、とらえられるきっかけを作れたのではと考えています。

一方で、民泊新法ができたことで、何が黒で何が白かよりはっきりしたわけです。それに則って健全な市場発展の第一歩になれば僕も嬉しい限りですし、うまくそれに順応された経営者の方々については、素晴らしいと思います。 

とにかく最後のゲスト様がチェックアウトされ、ホスト様にお支払いを完了するまでは、これまで通り変わらずサポート致しますので、ゲスト様・ホスト様共にご安心くださいませ。

改めて、これまでご支援くださった皆様、重ねて心より御礼申し上げます。 

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