こんにちは、戦隊ヒーローが大好きな息子のお父さんをやらせていただいています。どうも安田です。先日は、このような感じでフィギュア?人形?を並べて遊んでおりました。
壮大なドラマが繰り広げられる。
それが我が家のヒーロー劇場。あとはどうにか爆破を
再現するしかないな笑。#今日の息子くん #戦隊ヒーロー pic.twitter.com/tDUW4Zu1Up— 安田則之📪 経営企画室の担々麺Lover (@norrya) 2019年9月11日
(▲Twitterもフォローしてねー!)
ここまでくると、あとはどうやって爆破シーンを自宅で再現するか。そこに頭を悩ませています笑。
さて、今日は、おもちゃのマーケティングについて書きます。冷静に考えると、ごくごくすぐ気づけそうなんですが、当事者になってみると、意外と気づけなかったマクドナルドのハッピーセットや本の付録についてです。「こんな値段設定で儲かるのか?」と一度は思われたことはあるのではないでしょうか。ちょっとした気づきを書いてみたいと思います。まぁ、ブログのタイトルの結論ですし、大した分析や考察もないですが笑。
みんな食べたことがあるマクドナルドのハッピーセット
間違いなくマクドナルドのハッピーセットのことは皆さん知っていると思います。というか知っているだけじゃなく、ハッピーセットを子供のころ一度は食べたり、自分の子供に買ったりしたことがある、という人がほとんどでしょう。ハッピーセットって、400~500円で子供向けのセットメニューが注文出来て、なおかつおもちゃがついてくるんですよね。昔からこの値段設定は変わってないのかな。おもちゃがついてきてこの値段って、まぁ経済的には悪くない。うちの子の場合は、もうMのマークをみたら、「チーズバーガー食べたくなっちゃった~(つまりハッピーセット)」とか言い出すので、一度子供が味を占めると親としてはめちゃ大変です。てか、結局チーズバーガーはほぼ食べずに、コーン(=ハッピーセットではポテトの代わりにコーンを注文出来る!)だけを食べてオレンジジュースを飲んで、あとはおもちゃで遊んですがね笑。
あの値段でマクドナルドは儲かるのか?
最近ふと思ったんです。そんな値段でマクドは儲かるのか?(って。あっ、ボクは関西出身なので、マックではなくマクドって時々言ってしまいますw)コーンがついてチーズバーガーがついてオレンジジュースがついて、さらにおもちゃまでついてる。確かにおもちゃの原価は安そうだけど、それで400円代っていう値段設定が普通に考えたらおかしいくらいに安い…それで利益出てんのかなぁって。いやまてよ、ハッピーセットは利益率低くても、大人が一緒に来るからそのための集客商品か、、、とか考えてたんです。
マネタイズはそこじゃなかった?たぶん広告で儲けている…!!
でも、ある時気づきました。それは自分の子供向けにハッピーセットを買って、そのおもちゃで子供が遊びだした時でした。そのおもちゃは何かというと、、、これ。そう、仮面ライダージオウの変身ベルトです。もうこれを手に入れた日から、毎日をこれをズボンにつけて、なんども変身の真似をしてました。そして、息子はテレビを観ていて、ジオウがこのベルトをつけていることに気づきました。もうそれ以来、テレビにも釘付けです。
親としては、「まぁ500円なら」という感覚でしょうか。しかも、昼飯ついでやし、まぁいいかぁ、となります。だいたい親は子供の昼飯や晩飯に何を食べてもらうか考えるのが毎日大変。だから、とりあえずビール!みたいにお昼ご飯はとりあえずハッピーセット!って発想しちゃう人も少なくないでしょう笑。それに子供はおもちゃをGetできるの知ってるから、ハッピーセットが良いとか言い出すんだと思います。
でも、それがまさに、このハッピーセットの威力です。この昼飯ついでの500円をきっかけに子供はおもちゃやの数千円、いや7000円、8000円もするおもちゃに興味を示しだします。このジオウの変身ベルトだって(確かこのブログ執筆日から数か月前のハッピーセットのおもちゃ)、テレビでライダーがつけているのを見たり、おもちゃ屋で本物?!を見つけたりして、心のそこから息子は欲しくなっていたことでしょう。「これ欲しくなっちゃった~」とイオンのおもちゃ屋でからだをくねくねさせながら懇願していました笑。
そこで、今更ながら「ハッピーセットはタイアップ広告か!」とその時改めて気づいたわけです。ハッピーセットはそれ単体で利益を出すわけではなく、このおもちゃメーカーさんやテレビ局から広告宣伝料をもらって成り立っているんだろうなって(調べたわけではありません、あくまで私の想像です)。マクドナルドという日本最大級の飲食チェーンの店頭で目に付くように置かれ、昼飯ついでに安価なエントリーモデルを買ってもらい、そこから少しずつ接点を増やしファンになってもらう。その過程で、より単価の高いものに消費者は手を出すわけなのですね。キングコング西野さんのビジネス書「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」に書かれているように、おもちゃメーカーにとしては、まさにマネタイズを後ろにずらしていた、というわけだったんです。
ガチャガチャとか本の付録も同じ?
その手法は、ハッピーセット以外にももちろん存在します。まずはガチャガチャ。100円とか200円でおもちゃがゲットできます。まぁ、「一回くらいなら」と思ったことのあるそこの親御さんたち!要注意です。この100円のおもちゃを買ってしまうと、その後おもちゃ屋さんで見かけるたら必ず子供は「あれ欲しい!」と訴えてきます。
このタイガランスは、2,000円します。他のロボットと合体できるため、そこからさらに出費が膨れ上がる可能性が大いにあります笑。
バンダイ 騎士竜戦隊リュウソウジャー 騎士竜シリーズ04 DXタイガランス
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2019/03/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
続いて本の付録。うちの息子は本が好きです。絵本も良く読むのですが、ヒーローものの本も大好きです。そんなヒーローものの本も要注意です笑。だって、付録がついてますから。言ってしまえば、おもちゃがついてますから。最初は親として軽い気持ちで買ったら、こんな付録がついていました(リュウソウジャーのリュウソウゴールドの武器)
でもですね、最終的にこれ↑↑が、これ↓↓になったんですよ笑。
700円くらいの本(についていた付録)を買ったら、7,000円のおもちゃを息子のために買っている僕がいました笑。恐ろしいです、ほんと笑。
でもボクはそれで良い!
ちょっと「買うのが嫌」風にここまで書いてきましたが、ぶっちゃけるとボクとしてはそれでもいいんです。ハッピーセット買って、おもちゃ欲しいって言われて、時には買ってあげて。だって、楽しいから!笑。子供と一緒に楽しめるものを知るきっかけをくれたんだ、と思っています。だって、モサブレイカーとか、ボクも欲しいと思ったし、子供が喜ぶと思ったし、一緒に遊べると思ったし。そしたら、やっぱり息子は、ずーーっと飽きることなくそれで遊んでいるから、コスパ的にはめちゃくちゃ高いw。
ただ、やっぱり、嫁ちゃんには、こう言われてもぉた…
「これは誕生日でもないのにクリスマスでもないのに、なんで買ってきたんだっけー?!!」
にっ、逃げろーーーー!
コメント