おはようございます。
今日は無事に回復し、風邪も完治しているようです。
普段はほとんど体調を崩さず、妻からは鉄人と呼ばれているのですが、本当に今回は残念なタイミングでした(その時のブログはこちら)
今回は自己紹介を深堀することに絡めて、スタートアップへの転職してどうだったか、について書きたいと思います。
なぜスタートアップに転職したかというと、下記の通りとお話ししました。
じゃあなぜ転職したかというと、
- 世の中へのインパクトをもっと肌で感じたかった
- 一つの会社で働くのは、逆にリスクが高いと思った
- そして、0→1もしくは1→10の仕事をしたかった
からです。
1. については、金融ってお金という側面からお客様を支援するサービスなわけなんですが、実際にお金を使って事業を作る側に立ちたいという思いが出てきました。重要なサービスなんですが、やっぱり黒子なのかなと僕は思ってしまいました。
2. は、これからどうなるか分からない世の中で一つの仕事や業界だけに従事し続けると、それはそれでリスクが高いかもと危機感がありました。「どこにいっても力を発揮できる」ようになりたいと思ったというのも理由にあります。
3. 最後に、新しいものを作り、そして世の中に広めるような仕事をしたかったというのもあります。金融にいたころは、0→1(ぜろいち)というよりも、100→110みたいな仕事。これはこれで素晴らしいのですが、2.の理由と同様に、「何もないところから作りあげ、広める」という、自分に足りないものを補完するための経験値を積もうと思ったのです。
どんな会社に入社し、どんな役割を担っていたか
私が入社を決めたスタートアップは、以下のような会社です。
- 韓国資本のスタートアップ企業の日本にあるグループ会社
- 入社当時は、既に5億円くらいは調達していた(はず)
- 日本の社員は10名程度
- 顧客となるのは、飲食や小売、物販、アパレル、サロンなどのリアル店舗
- 僕の役割は、法人営業・事業提携推進
まだまだ本社でも一度も黒字化していないうえに、日本でも立ち上げ段階だったため、キャッシュフローは投資家から受け取った出資金で回している状況。
なので、給料は金融時代ほどは当然もらえるわけもなく、ほぼ半減しました。
ただ、転職して大正解。
本当に楽しく、そして自分に足りない経験をたくさん積むことができました。
給料が下がったことについては妻に迷惑をかけましたが、自分が会社や業界に依存せず、生きて行くための土台作りには成功したと感じているし、何より、自分が本当に世の中に広めたいと考えているサービスに携わる楽しさ、喜びは、毎日の仕事によりやりがいを感じるようになりました。
妻や家族には、長期目線で経済的に還元していけるはずです。
なぜ大正解と僕自身では感じたか
なぜ大正解と僕自身では感じたか、上記引用部分の3つの理由を一つずつ説明していくと、
1. 弊社のサービスは、お店に置いてもらい、お客様と店員さんに簡単に操作してもらうもの。これにより、お客様が利用してくれて、それが店員さん実感できる効果となって現れ、それを私は目でみて、肌で感じれる。
こんなに楽しいことがあるのかと強く思いました。金融時代には味わえなかった喜びです。
2. 金融時代は、8年もいたので、誰がどの部署にいて、何を頼めばいいか、社内調整方法は熟知していたうえ、お客さんとの物事の進め方も、いつも通りやれば、問題なくいける。しかし、当然今までの経験を応用できる部分もありますが、転職後では始めてのことばっかり。
社員数が圧倒的に少なく、組織や業務が仕組み化されていない中で、どのような役割を担い、自分のポジションを確立しながら、具現化していき、会社やお客さんに貢献していくか、これについも多くの経験を積むことができました。
3. 金融時代は、誰もが知っているような会社で、当然高い信用力もある。そして、お客さんとのアポはほぼ確実に取れる。
しかし、今の会社は、完全無名でサービスコンセプトも今までにないもの。
アポなんて、普通にやれば取れるわけがないし、名刺交換しても「どこぞの誰ですか」という感じ。
この状態から、どのようにアポイントの時間をもらい、話を聞いてもらい、信頼を勝ち取り、サービスに共感してもらい、お客さんに貢献しつつ、自社にも収益という形で貢献するか。
これを経験できたのは、とても大きかったです。
そして、何よりお客さんと絶対に会ってもらえることが、どんなに価値のあるものだったのかを思い知らされました笑。
今の会社での実績はまだまだ大きくなはいですが、こういう状況での仕事経験を30代前半のうちに積めてよかったと思っています。
当たり前な話と感じる人もいると思いますが、大手からスタートアップへの転職で迷われている方がいらっしゃるのであれば、ぜひ、一歩を踏み出してみると良いのではと思います!
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